第10回つの未来会議終了しました。
お話頂いたのは加藤 潤さん。鹿児島県頴娃町で「コミュニティ大工」という肩書で空き家再生に取り組んでいます。鹿児島県は全国でもトップクラスの空き家率。DIY好きがこうじて空き家を自分の手で改装し始めました。
もともと大工ではない加藤さんは、当時足りない技術力をカバーするため物件探しから家主折衝など、ハード面だけでなく改装前後のソフト面にも注力。改装時には施主や近隣住民と一緒に床を貼ったり壁を塗ったりするDIYワークショップを開催し、空き家再生と共にコミュニティ形成を行っています。
加藤さんが空き家再生において大事にしていたキーワードは「ゆるさ」。元来の事業者や行政目線では取り組めない部分を、ちゃんとし過ぎない対応方法を模索し柔軟に取り組む。そのゆるさがDIYまちづくり空き家再生には大事とのことでした。
加藤さん、貴重なお話をありがとうございました。