2020年11月24~26日の3日間、都農役場の皆さんとデジタルフレンドリー事業の研修会を実施しました。デジタルフレンドリー事業に関して経緯と現状の振り返りに加え、ワークショップを通して来年度以降の役場と町をどのような場所にしていきたいか役場職員の皆さんが意見を出しあいました。
役場が率先するデジタルフレンドリー
都農町でデジタルフレンドリー事業がスタートを切った今年は、高齢者層によりわかりやすくデジタルを届けるための仕掛けづくりの年となりました。来年以降はもっと幅広い世代に役立って楽しい企画を増やしていきたいと考えています。そして時間はかかりますが、何より大事にしたいのが役場自身が率先する形でデジタルフレンドリーを進めること。町の中心である役場自体が変わっていくことが町民たちにとって一番の刺激になるはずです。
町民にとってわかりやすい役場になる
現状、都農町の情報発信は週報や広報誌の物理的配布をすることによって成り立っています。しかし、配布した情報源が読まれていなかったり、役場内の各課の案内がわかりずらかったりとまだまだ町民への情報発信には課題が多いようです。役場に町の情報が集約されていますから、今後どのように工夫すれば町民にわかりやすい役場になれるのかきちんと考えていかないといけませんよね。
フューチャー・ランゲージワークショップ
- 役場がどのようになったらわくわくするか?(理想の未来)
- 役場自身が抱えている課題
- 課題解決して理想の未来につなげるための解決策
なりたい未来像と今抱えている課題を紐づけて、ピンポイントな解決策を出していく。日頃の身近なところから現状や考えを整理し、わくわくする未来志向でアイデアを出し合いました。
3日間の研修を振り返って
様々な課の方々に参加いただき視点や主張は違えど、皆さんが「もっとこうしていきたい」のカタチをたくさん持っていることがわかりました。理想や願望を描くことはもちろん大切なことですが、心の中で抱いているだけではもったいないですよね。内部だけでは向き合うことが難しい課題も、外部から客観的視点をもって一緒に解決していきたいと強く感じることのできた3日間となりました。