来年度以降に本格スタートする都農中学校キャリア教育事業に先立ち、弊社代表取締役の中川が講師としてお話させていただきました。10月15日から3日間に分けて講演を実施。
まちづくりの楽しさをみんなで共有
都農町では現在進行中のデジタルフレンドリー事業に加えて、来年度以降に町内の遊休地活用の考案が進んでいます。
“子供たちにも構想段階からまちづくりに関わり、もっと町を好きになってほしい”
そんな想いをもとに実施したアンケート結果を振り返り、改めて町にあったらわくわくするものをみんなで共有しました。それぞれのチームにイツノマ社員・財団社員が加わり、みんなで丸く円になって意見を交わし合います。
子供たちの意見は個性があり、多種多様です。町の未来を担う子供たちのWANT(したい・ほしい)を一緒にカタチにしていきたいですね。
仕事を楽しみ、失敗を恐れない
過去に大きな失敗をしてもまたチャレンジできている今を語り、仕事は本来すごく楽しいものだと主張します。だからこそ親世代の見方や時代観にとらわれずにやりたいことを自ら見つけていってほしいと語る中川。
デジタルの発展した現代、オンラインを通せば世界と対等につながることができる。中学生の起業事例だってある時代に、自分の中だけで思いつくかぎりの選択肢は本当にわずかなものです。一歩外にでれば、当たり前なんてないんだとわかります。
今後デジタルを通して色んな人に出会い、知らない職業や価値観に触れることで自分がどう稼いでいきたいか考えていってほしいと伝えます。とはいえAIやロボットが人間に代わることが普通になる時代。5年、10年先を見据えて存在可能性のある仕事を考え選ぶことも大切なのです。
素直で明るい都農の中学生たち
講演の中でイツノマの活動拠点であるYARD1927を紹介すると、さっそく子供たちが立ち寄ってくれるようになりました。道路沿いの芝とベンチのもとに集う子供たちとイツノマ社員。町の風景が身近なところから変わっていくことを実感しますね。
子供たちの将来を広げていくためのキャリア教育はもちろんですが、“人からはじまるまちづくり”を実現するべく、中学生たちと確かにつながることができるスタートラインの講演会となりました。