中学生、高校生と社会人が同じテーマをフラットに話し合う。
昨年に続き、日向市で30年以上続いている伝統的な人材育成塾「ひまわり塾」の全7回企画・運営を修了!


今年のテーマは3つ
・面白い大人と出会うイベント企画
・若者の居場所づくり
・若者の挑戦を応援するしくみづくり
毎回、18:30から20:30の2時間。
中高生と社会人がすぐ打ち解けられるよう、初回は中華料理店で交流会、中間で忘年会したり交流重視。
事務局との初回打合せで、打ち上げを先に決める逆算思考w

1.企画の立て方
初回は、ぼくらの実務経験に即して、アイデアの出し方から、実現させるための企画の立て方を紹介。

アイデア出しは、テーマに関する
・現状の課題→Mission
・ありたい姿→Vision
・解決策→Action
の3つを出し合っていくオリジナルの「MVAワークショップ」


日ごろ、接点のない高校生とのディスカッションはお互い新鮮!

MVAワークショップのアイデアを企画にするオリジナルのフレームワーク。
ぼくらが都農町で経営しているHOSTEL ALAの企画の立て方を実例紹介。

アイデアを少しずつ絞り込み、模造紙に直接書き込んでいきます。

アイデア→企画→事業計画→実施のフローを整理

2.企画のチェックポイント
企画のフレームに即して、チェックポイントを紹介
ぼくの役割は、参加者が考えた企画に対して問いを立てて、各チームの提案を全員で磨き上げること
・なんのためにやるのか?
・どうなればいいと思うか?
・具体的になにをするのか?
・実現をさまたげるものは?
・克服する具体策は?
・誰のためにやるのか?
・競争に勝てるのか?

企画の輪郭ができた段階で、早々にプレゼン
いろいろな視点からフィードバックすることで、チームメンバーの視野を広げてもらいます。

3.企画を実現させるために
企画を実現させるために必要な3つを共有
・お金→事業計画
・集客→PR
・共感→プレゼン
①事業計画
単なる「やりたいこと」を、「続くしくみ」にしていくために必要なのが事業計画。必要な5つの要素(投資・調達・売上・経費・利益)を共有

HOSTEL ALAの生々しい数字も共有、リアルを感じてもらいたく。

②PR
どんなにいい企画でお金の工面がついたとしても、やりたいことが、来てほしい人、利用してほしい人に届かなければ意味がありません。
必要な人に、必要な情報をちゃんと届けるために必要なのがPR。

ぼくらが毎月第2日曜日に高鍋駅で開催している「月市」のチラシを使って、情報の伝え方を共有。

③プレゼン
「ひまわり塾」の最終回は、市長や議長、教育長も来賓参加、40名以上の市民の方々が参加してくださいます。
最終回のプレゼンテーションをやる目的は?
発表とプレゼンの違いを意識し、自分が伝えたいこととと、相手に感じてもらいたいことを最大化できるよう準備!



4.プレゼンテーション
①高校生×クリエイターの共創
最初のチームは、中学生と社会人混合チーム

中学生がいまの日向市の課題を「面白くないまち」と言ったのをきっかけに、どうすれば、「面白い大人と出会えるか」の解決策が企画の中心に。

具体的には、中学生も抵抗なく参加できるオンラインイベント「クリエイティブ・マッチング」をアクションに。

中間で、企画を実現させるために必要な問いを。

ビジョンは「イテてると思える日向」に

6回終了後、グループLINEや自主的に集まって企画を練り上げ。





②若者の居場所づくり
地元の人と移住者の混合チーム

課題は、移住してきたときの孤独感の解消

具体的なプログラムとして、ビーチパーティーや農業、DIYなど企画

実際にこれが実現したら自分たちは行くのか?
自分たちでなければできないことはあるのか?

チームの中に、リノベーションを手掛けてる方が自社の倉庫を活用したい、という一言から一気に小屋をDIYする「共同創作」とリアリティーのある企画に。

当日のプレゼンでは、移住してきた時の孤独感や、自分だったらこれがほしい!など、自分ごとでの話が多く、会場からも共感や応援のエールが。




③若者の挑戦を応援するしくみづくり
高校生と社会人の混成チーム。
高校生から「挑戦したい!でも応援がない!」との肉声からスタート

日向版「令和の虎」をイメージして「日向の虎」に


企画を進める中で、挑戦したいことは起業なのか学校改革なのか?が議論の中心に。

途中で「学校改革」が中心になりましたが、最終的には、社会人も参加できるよう、より広い挑戦者支援の企画に。

当日のプレゼンでは高校生2人が中心に、情熱的なプレゼン




市長、議長、教育長に一人ひとり挑戦の応援を直訴!


市長から「元気で明るく、情熱的なのは大事ですね!」と称賛を
議長、教育長からも熱くて丁寧、かつ現実的なフィードバックを多々頂きました!ありがとうございました!!
5.キーワード「イケてる」「フラット」「共創」
1時間半のプレゼンテーションを終えて総評を。
ぼくが感じたことは3つ

1つめは、”イケてる”という言葉。
プレゼンでも多々出てきたキーワード。すごく抽象的で感覚的なことばですが、客観的な基準はなく、より一層、一人ひとりが主観的な満足を求めているひとつのあらわれなんじゃないかなと。
もちろん、いいこととして。
2つめは、中高生と社会人が”フラット”になる意義。
最初はぎこちなかったけど、対話を重ねるごとに仲良く、対等になってきた印象。これはAIやネットにおける情報収集手段の進化によるところも大きいと思います。中高生も普通に社会人と同等の情報は持てる時代。これからますますフラットになっていけばいいかなと。
これも、いいこととして。
3つめは、”共創”。
最近、どの自治体でも必ずコンセプトやビジョンに出てくる「共創」。個人的に少し辟易気味でしたが、今回の3チームの提案に共通していたのは、結果的な「共創」。誰かがやるとか誰かにやってほしいとか一方通行ではなく、私たちと一緒にやる、やってほしいという双方向の企画に行き着いたことでした。
とても、いいこととして。

昨年参加した高校生は、いま大学生になって起業を考えてるので相談のってほしいと、ぼくらのHOSTEL ALAに泊まりに来てくれました。
また、社会人の方は、自分が持っている不動産を有効活用してカフェを開業。今回の忘年会や打ち上げの会場にもさせていただいてます。
今年の参加者の方々とも、これからどんな縁でつながっていくのか、企画を実現する人が出てくるのか!?楽しみにしています。